Seminar

2022.12.05

「サツマカレッジ」オンラインイベントのお知らせ

ポスターA4

日   時2023年1月28日(土)
時   間:19:00〜20:30
参加料:無料

媒体:Zoomウェビナー
  ◎参加は自由、どなたでもご参加いただけます。

明治から大正、昭和にかけ、多くの日本人が生きる糧を得るためにロシアに渡ったという歴史を知っていますか?

彼らの「心の拠り所」となっていたのが、ロシア極東ウラジオストクに設置されていた浦潮本願寺(浄土真宗本願寺派)で、その代表が太田覚眠(1866年三重県四日市市法泉寺~1944年モンゴル内蒙古集寧集寧寺)です。

日露戦争(1904年)の際には、シベリア奥地に取り残された日本人居留民約800名を日本に連れ帰るという偉業を成し遂げました。

彼が辿った敵国ロシア横断の軌跡とは、どんなものだったのでしょうか?

彼が命を懸けて貫こうとした信念とは、何だったのでしょうか?

本講演では、太田覚眠に魅せられた歴史研究者が、日露交流に尽力した仏教者の生涯と思想、そして歴史の真実を追い求める探究の旅を語ります。

【講演者プロフィール】

大下郁子氏

日露交流史研究者、日本語教師。

新潟県生まれ、鹿児島県在住。

京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。

2021年から(財)日越教育・交流協会日本語講師。

著書に『太田覚眠と日露交流―ロシアに道を求めた仏教者』(ミネルヴァ書房、2006 年)、編著に『太田覚眠全集』全5 巻(株式会社オンブック、2009 年~2010 年)などがある。

南日本新聞で2022年下期(7~12月)のコラム「南点」執筆を担当。

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